津田大介氏の主張
さて、表題はちょっと過激なのですが、そもそも津田大介氏の主張、津田大介氏のしたい事とはいったい何なのでしょうか。
主張についてですが、いろいろなデータ、twitterのつぶやきなどもあります。ただし、最近報道でも批判の対象になっているのが「編集者による恣意的なピックアップ」です。こうした点で誤解の無いようにはしたいと思います。
津田大介氏の初期の著作物は、「すぐ効くNEC PC‐98シリーズのトラブルシューティング・毎日コミュニケーションズ」、「だからWinMXはやめられない・インプレス」、「『ググる-検索エンジンGoogleを使ってネット上の情報を検索すること・毎日コミュニケーションズ』など、思想的ではなく、コンピューター系の実用書です。おそらくマスコミに登場していくための手段でもあり、実際にITを活用していたからでしょう。
それが次第に、「日本人が知らないウィキリークス・洋泉社」、「IT時代の震災と核被害・インプレス選書」、「リアルタイムメディアが動かす社会: 市民運動・世論形成・ジャーナリズムの新たな地平・東京書籍」というように、ITを使いながらも社会的な内容へと変化していくのです。
更には、「動員の革命-ソーシャルメディアは何を変えたのか・中公新書ラクレ」、「ウェブで政治を動かす!・朝日新書」、「Tweet&Shout ニュー・インディペンデントの時代が始まる・東京ニュース通信社」、「メディアの仕組み・夜間飛行・池上彰との共著」と変化が続きます。
そして、「安倍政権のネット戦略・創出版新書・安田浩一、高野孟、香山リカ、鈴木邦男等共著」となります。Twitterでの発言を恣意的にピックアップするつもりはありませんが、「ネトウヨ」という表現を明らかに悪意で使用しています。体制批判も主体となっています。具体的にどういう社会を描いているのかは、著者には見えてきませんでした。建設的な主張についても述べてもらいたいと思います。